8月のゲストは近畿工業株式会社の田中社長です。近畿工業さんは油圧シリンダーから始まり金属加工70年の会社で、鉄、ステンレスだけでなく樹脂や鋳物などの加工もしています。協力会社80社のネットワークで、パーツだけでなくユニット単位で製品加工を受ける事ができます。幅広い業種の大手企業から個人、発明家までの製品開発も手掛けています。豊富な話題の中から、今回は「せっかくコロナ」で工場内で始めたスマートグラス実験について教えてもらいました。
スマートグラスは、社長が熟練者と未熟練者の視線の作業時の視線が違うと気づいたことから生まれました。
活用事例の1つ目は、技術の伝承です。スマートグラスをかけた作業者の視線の先がパソコンに映し出され、その画像を熟練工が見て指示アドバイスをします。作業者は的確に技術を受け継ぐことができます。社長自身もこの実験で工場内の全ての機械を操作できるようになりました。
活用事例2つ目は、在庫管理です。これまでメーカー・用途別に並べていた金属刃物を目線の研究から得たデーターを活用して仕上がり別に並べ作業効率を向上させました。
オープニングでは、実際にスマートグラスをかけた社長がモビオ展示場の中を歩きスマートグラスの映像が流れます。
気になる方はこちらでご覧下さい。