Googleアドワーズ広告を使っていて、その広告の効果を測定するために、問合せフォームから問合せがあった場合、その件数を記録してアドワーズ広告の管理画面に表示させることができます。その方法を紹介します。
流れとしては、問合せ完了ページが表示された時に、その問合せ完了ページに目印をつけることにより、アドワーズ広告を経由して来た人が問合せ完了ページを見たら、その人は問い合わせをしたと判断して記録がされるというものです。
設定方法
まずグーグルアドワーズ広告にログインします。画面上部の『運用ツール』から『コンバージョントラッキング』を選択します。
赤い『+コンバージョン』のボタンをクリックします。
トラッキングするコンバージョンの発生元として『ウェブサイト』を選択します。
「問合せ完了」などの名前をつけて『完了』をクリック
値は特に設定しなくてもいいのですが、問合せ1件あたりどのくらいの価値があるのかを目安として金額を入力します。通常の製造業の場合の問合せ1件の価値としては1万円ぐらいの価値があると思っていますが、暫定的に5000円として登録してみましょう。
「カテゴリ」で『申し込み』を選択し、『完了』ボタンをクリックしたら、左下の『保存して次へ』ボタンをします。
「問合せ完了」のタグというコンバージョン(問合せ)を確認するためのトラッキングタグが表示されます。このソースをコピーして、ホームページの完了画面のHTMLの「<body> と </body> の間に貼り付けます。貼り付けができたら『完了』ボタンをクリックしてください。
以上で設定は完了です。
Googleアナリティクスの管理画面に「コンバージョン」に関する項目が増えているのが確認できると思います。今後問合せがあるとここに数値が記録されていきます。正しく記録されるかどうかテストをしてみてください。
1件の問合せを受けるためにいくらの広告費がかかっているのかを確認することができます。ただしこれは問合せフォームから問合せがあった件数が記録されるだけで、電話での問合せ件数などは把握することができません。電話で問合せがあった場合には何がきっかけで問合せしていただいたのか確認するようにしましょう。
キーワード毎にコンバージョンの数やコンバージョン率、コンバージョン単価を確認することで、どのキーワードがコンバージョンにつながりやすいのかを調べることができます。こちらが想定していなかったキーワードでのコンバージョンが高い場合もあるでしょう。
もしそういった効果の高いキーワードを見つけることができたら、検索エンジン対策(SEO)にも役立てましょう。